割れた水風船
それは突然やってきた。
ふとした瞬間のことだった。
でも今思えば
それよりもずっと前に
たくさんの出来事があった。
小さな違和感が
幾層にも積み重なって。
そしてある時
まるで水風船が割れるように
一つの思い込みが形を失った。
あの時は
何が起きたのか
正直わからなかった。
ただ
それまで握りしめていた考えが壊れ。
新しい概念
いや
隠れていた概念が
外に出てきた。
それは
世界の見方が
変わる瞬間だった。
頑張ることへの違和感が生まれた
それまで私は
自分のいる世界を変えれば
すべて解決すると思っていた。
だから
頑張った。
もっと正しく
もっと真面目に
もっとちゃんとやればいい。
そうすれば
ばらばらのピースが
はまると思っていた。
でも
違っていた。
私はただ
違う場所に立ったまま
頑張り続けていただけだった。
立ち位置を変えてみる
問題が起きると
人は二つの方向に動く。
自分が悪いと思うか
誰かが悪いと思うか。
でも
どちらでもないことがある。
問題は
構造にある。
そして
その構造の中の立ち位置にある。
問題の渦中にいるとき
人は目の前だけを見る。
でも
立ち位置を少し変えてみる。
すると
現実だと思っていたものが
現実ではなかったと気づくことがある。
起きている事実は一つ。
解釈は無限にある。
出来事の中で構造を見つけ
自分の立ち位置を変えてみる。
そうすると
問題の出口が見えることがある。
見える世界が変わる
世界は
何も変わっていない。
ただ
私の立つ位置が
少し変わった。
それだけで
見えている世界は
まるで違ってきた。
そして私は
自分の立つ位置を
見直すことになった。
私は、まだ途中の場所にいる。
だから、言葉が生まれる。
りんせつ
自立構造デザイナー
記録は、続いていきます。
